那覇旅行Part1 那覇旅行Part1

Colum for Travel

HOME>Traveler's Note 01>那覇旅行Part1

旅行者 西九条舞(管理人)
旅行期間 2004.1.22−1.24
行先 那覇市内
このコンテンツはトピックごとに分けました。該当するトピックをクリックしてください。

ゆいレール編

首里城編

路線バス編

那覇のコンビニ編

沖縄料理編

第一牧志公設市場編

免税店編

ゆいレール編

 フリーきっぷ 
私が那覇に行った主な目的は2003年8月に開業したゆいレールを取材するのが一番の目的です。
本当は那覇に着いた次の日1日使って15駅を調べようと思ったのですが、天気予報では晴れるのは沖縄に着いた日だけと言うこともあり、効率は悪いですが、写真だけついた日に全駅撮影して駅の構造は次の日にしました。
ということで、私は那覇空港で3日乗車券(1500円)を購入し、ゆいレールに乗ることにしました。フリーきっぷは1日券が800円、2日券が1200円、3日券が1500円となっており、1日券は券売機で売っているのですが、2日券と3日券は改札口で買います。
ちなみに初乗りは200円で30円ずつ運賃が上がり最高は290円です。1500円払っても半日で充分もとが取れました。

 ゆいレールに乗って 
沖縄テレビの前を走るゆいレール。実は県庁前駅のホームから撮影しました。 那覇空港駅でモノレールに乗ったときの第1印象は「窓が大きい」。
空港駅から出ると南国の開放的な空間を感じるのは車内の窓が大きいからでしょう。景色がよく見えていいのですが、その反面、シートの背もたれの部分が低い感覚がありました。また、シート自体も固めでした。

私のおすすめの車窓は赤嶺駅を出て終点の那覇空港駅に行く間の海の景色、奥武山公園駅から壺川駅までの奥武山公園とそばを流れる国場川の景色、儀保駅付近から見える首里城の景色です。

ただ、那覇市内の主要地を結んでいるのでカーブが多く、写真の県庁前駅付近もカーブをしてホームにたどり着きます。

2両編成の電車の為、ラッシュアワーの時間帯でなくても混雑していた時間があり、乗りにくいこともありました。面白いことにゆいレールは平日も休日も同じダイヤで運行していました。ちなみに昼間は12分間隔で運行しています。

ゆいレールの特徴と言えば次駅アナウンスの前に流れるメロディー。このメロディー、駅ごとに違うのがよそでは聞かない。あとで調べたことですが、これは沖縄の童謡だということです。メロディーを聴きたい方はゆいレールホームページにあります。


 ゆいレールの駅 
新しくできたものなので車いす利用の方向けの設備はよくできている方だと思います。
エレベーターは全駅にあります。ほとんどの駅の出口は2方向あるのですが、横断歩道がなく道路を渡れないため、どちら側の出口にもエレベーターがあります。
地上から改札までエレベーターが1つしかないのは横断歩道がある県庁前駅と美栄橋駅、ターミナルビルの反対側には何の用もない那覇空港駅だけです。

駅のホームは可動ドアで仕切られていて、転落防止対策は十分。また、電動スロープを取り付けた乗降口があり(乗車番号Aと書かれた部分)、車いすの方はそこの乗車口から乗降します。ここには当然車いすスペースがあり、車いすの利用者がゆいレールに乗るときは駅員が電動スロープを操作し、電車とホームとの隙間をゼロにします。
ただ、大阪と違い車いすを利用している方が電車に乗るという人は少なく、この3日間で50回ぐらいゆいレールを利用しましたが、車いす利用者が乗っているのは1回しか見ませんでした。
エレベーターと違ってエスカレーターの設備は今ひとつの印象で、県庁前駅を除いて幅が狭いタイプの上りエスカレーターしかなく、ちょっと不便です。

島式のホームは階段やエスカレーターの降り口に囲いがありました。台風銀座と呼ばれる沖縄なので、横からいきなり物が飛んでくるのを防ぐためでしょう。地域性が出ています。
トイレについて言えば、車いすトイレは全駅に設置されています。感心したのはトイレ掃除が徹底していること。3日間ゆいレールに乗りまくりましたが、清掃中の札をよく見かけましたし(調べる方とすれば掃除が終わるまで調べられないので困りますが私の都合よりみんなの利益を優先すべきだと思います)、トイレの中は清潔でした。
沖縄らしいなと感じたのは改札口にシーサーが飾ってあったことです。
【戻る】

首里城編

 首里城公園有料区域 
首里城正殿 那覇空港駅から首里行きのモノレールに乗って、終点の首里までひと通り乗り、首里駅からエレベーターの写真を撮ったとき、タクシーの運転手がこちらに近寄ってきました。
観光客である私に声をかけて首里城まででいいからタクシー乗っていかないかと言われ、「本当はこれからすることがあるから…」と思いつつ、首里城だけは行ってみたかったので、運転手に言われるまま首里城に行きました。初乗り区間で行けましたが、そのタクシーの初乗り運賃は450円でした。

タクシーを降りた場所は守礼門の近くだったのですが、守礼門よりも正殿の方に行きたかったので、先に正殿の方に行くことにしました。
首里城の城郭に入る第一の正門である、歓会門(かんかいもん)から入るのが普通なのですが、階段だらけなので、木曳門(こびきもん)から入ると階段なしで入れるけれど、それでも結構きつい上り坂でした。

広福門(こうふくもん)でチケット(大人1人800円)を買うと、南殿・正殿・北殿の順番で見学することになります。
南殿の2階へはエレベーターで行けますが、正殿の2階へはエスカルみたいな昇降機で上がることになります。北殿は平屋ですが、正殿から行くので、油圧式リフトで北殿のフロアまで上がることになります。

健常者の通路とか車いす用の通路とか結構きっちりしていて私がどんなものなのか車いす用の入口を覗いたら車いす用の入口だからと注意されました。
だから、車いすの方の帰りのルートも行きのルートを逆行すればいいはずなのですが、健常者が帰るルートが行きと帰りと違うため、帰りは健常者が帰るルートでしか帰れませんでしたので、パンフで確認したに過ぎません。

 首里城までの道 
守礼門 首里城公園の有料区域を見てから、ゆいレール全15駅の写真を撮り終えると再び首里城を目指しました。
タクシーで首里城まで行ったので歩いてみたいと思いました。

「首里駅から龍潭(りゅうたん)通りをとおり、ファミリーマートがある交差点を左に曲がって10分ぐらい歩いたら到着する」
口で言えばこんな感じですが、歩道は人が1人歩けたらいいような場所があって、車いすの方が首里駅から首里城まで行くのは困難です。
(ただの観光客である私が駆け足でまわっただけなので、他の道があるかもしれません悪しからず。

首里城公園のパンフレットには最寄り駅は首里駅だけではなく儀保駅も書かれていましたが、時間がなかったので、儀保駅までは行きませんでした。今になってなぜ行かなかったのかと悔やんでいます。

首里周辺の道路に関して言いますと、那覇市の他の地区と比べて歩道の幅は狭かったです。

【戻る】

路線バス編

 那覇バスターミナル 
私が泊まったホテルはゆいレールの駅から離れていたので、バスを利用することに。

沖縄本島には琉球バス・沖縄バス・那覇交通・東陽バスの主要バス会社が4社あるのですが、泊まったホテルが那覇市内ということもあり、那覇交通を利用することが多かった。
ゆいレール旭橋駅と目と鼻の先に那覇バスターミナルがありますが、主要バス会社4社の那覇営業所がこのバスターミナルの中にあるせいか、バスターミナルそのものの敷地はかなり大きい。しかし、その割には発着スペースはさほど大きくない。

また、車いすトイレなどと言った設備もなく、隣にある旭橋駅とは見劣りがしました。
 バス車両 
私がバスに乗ったバスのイメージは様々な面でゆいレールとは対照的だということです。
さすがに少数派ではありますが、骨董品級のバスが走っていたり(バス好きにはたまらない場所かもしれませんが)、日よけテントがないバス停が多かったり、プリペイドカードも使えない。また、リフト付車両やノンステップバスもなく(少々古い資料でしたが、路線バスではそのような車両は1両もありませんでした)、乗客もまばらというのもゆいレールと対照的でした。

何もかもが消極的という印象で、ゆいレールのプリペイドカードと共通乗車できたり、ゆいレールの駅にバスの発車案内をするとか、中型・小型車両でもいいからノンステップバスを導入するとか何らかの対策をしないと手遅れになると感じました。
【戻る】

那覇のコンビニ編

私が見た感じでは那覇市内にはファミリーマート、ローソン、HOT SPARしか見なかったので、まだ他のコンビには出店していないのかも知れない。
さすがにコンビニは同じだろうと思って店の中に入ったら、なかなかどうして、独自色を出している。
牛乳でも地元業者の牛乳だったり、明治も森永も現地子会社製造で、本州のものとパッケージが違うし、本州では飲めないものも製造している。
もちろん菓子パンも地元業者のパンだったり、缶ジュースだって地域限定品がかなり多かったりします。シークァーサージュースやさんぴん茶、うっちん茶といった飲み物も沖縄ならではかなと思います。
極めつけはポークエッグという食べ物で、見た感じ、ポークランチョンミートと卵焼きをパンで挟んでいるようでした。
コンビニはどこ行っても変わりばえのしない場所だと思っていただけにショックを受けました。
【戻る】

沖縄料理編

那覇に来たので、食事は沖縄料理にしました。
2泊3日の旅行とは思えないくらい、いろんな物を食べました。沖縄そばを筆頭に中身イリチー、ゴーヤのてんぷら、タコライス、パパイヤイリチー、豆腐ようなど食べましたが、思ったほど美味しくなかったのは意外にもゴーヤチャンプルで自分で作った物と比べてもあまり差がないし、大阪の沖縄料理屋で食べる物とあまり違わない。
今回の旅行ではまったのは海ぶどうです。店の水槽から取り出して出されるので美味しく、1・2日目の夕食と3日目の昼食に食べました。特に3日目の昼食は海ぶどう丼を注文し、こういうのは大阪では食べられないだろうなと思いながら食べていました。

普段、あまりお酒を飲まない私ですが、せっかくなので夕食は2回とも古酒(くーすー)を飲みました。どちらのお店も泡盛や古酒を頼むと氷とミネラルウォーターが出てきましたが、ロックで飲みました。甘い香りがして口当たりは良く、ついおかわりをしてしまいます。
そのせいか、帰りのバスはかなり酔っていたと思います。(意識はしっかりしていましたが)

2泊3日で結構食べたであろう沖縄料理ですが、全体のほんの一部しか食べられなかったので今度行った時には他の沖縄料理を食べて見たいと思います。 最後に松尾バス停あたりの国際通りに面した比屋定と言う沖縄料理屋があるのですが入口にほとんど段差がなかったし、店内も入りやすいのでおすすめです。
【戻る】

第一牧志公設市場編

観光客が良く訪れる第一牧志公設市場に行ってみたかったので、那覇に到着した翌日(1月23日)の昼の3時頃行ってみたら、旧正月で市場全体が休みでした。
仕方がないので大阪に帰る日に市場へ行くことにしました。
ホテルをチェックアウトした私は大きい荷物を持って市内をうろうろするのは大変なので那覇空港のコインロッカーに入れて市街地まで戻りました。(ちなみに行きは空港からホテルまでの宅配サービスを利用)
ゆいレールで牧志駅に行き、第一牧志公設市場に向かいました。

昼食時でしたのでここの2階の食堂で海ぶどう丼を注文しました。周りを見るといかにも観光客と言う人たちが多く、食堂も含めて観光市場化としてはいましたが、そこで働いている方々は観光客でも地元の人たちと変わらない態度で接客してくれたのでうれしかったです。
今回の旅でハマった海ぶどうを大阪に持って帰りたいと思った私は1階の市場で海ぶどうを購入。
寒いと海ぶどうが身の中の水分を放出するので常温保存でと言われる。生ものだから冷蔵保存だと思っていた私はその説明にびっくり。

その言葉通り常温保存をしたのですが真冬の大阪は常温でも海ぶどうにとっては寒かったようで次の日には水分を放出されて海ぶどうが半分ぐらいに縮んでいました。

車いすの方が市場に入る場合、国際通りからだとむつみ橋交差点から市場中央通りに入り通りをそのまま進んで入ると段差なしで入れますし、こちら側に2階へのエレベーターがあります。また2階に車いすトイレもあります。
【戻る】

免税店編

最終日もそれなりに楽しんだ私は那覇空港から大阪行きの飛行機を待つだけでしたが、空港のゲートを通ったところにDFSギャラリアがあります。
DFSギャラリアは免税店の名前でハワイやグアムに行った事のある方なら分かると思います。

ここでは沖縄県外に行く人だけが利用できます。ですので、商品を購入の時は搭乗券の提示が求められます。
正直、品揃えはホノルルやグアムの空港ほど無いのですが、値段は免税店だけあって市価よりもかなり安めになっており、免税品だけしか買わない方なら海外行くより気軽に行ける沖縄旅行の帰りに買うほうがいいかもしれません。

私も妹に某有名ブランドのリップをお土産に購入。7桁の郵便番号と町名以下の住所と電話番号を店員に告げます。これは税関の申請手続きを店が代行するためです。
免税店は南・北と2つありますが、搭乗ゲートがJALグループとANAグループに北と南に分かれているためで、片方しか行かなかったのですが(当然ですが)、どちらも同じような品揃えだと思います。
最後のお土産を手に大阪行きの飛行機に乗りました。
【戻る】
Traveler's Note 01 トップに戻る
サイトマップに戻る
 Copyright ©2002-2019 Mai Nishikujo All Rights Reserved